結局一日雨模様だったこの日、夕刻近くになり急にワインを呑みたくなった。 それも、ピノ・ノワールを用いた繊細かつ複雑なワインを呑みたくなった。 となると言うまでもなく、「ブルゴーニュの赤」という発想になり、雨の中傘を差し、ワイン・アドヴァイザーでもある知人が経営するワインショップへと足を運んだ。 あれやこれやと彼と意見を交わし、結局選んだのはオーストラリアの一本。 「ウィンダム・エステート社」の手ごろなピノであった。 なんでも、テレビで人気のコメディアンがこのワインをべた褒めしていたとのことで、どれ如何に、という感じで買い求めた。 ということで、今宵はこの一本に秋の夜長を付き合ってもらう。 本を読んだり、映画を観たり、闇夜を眺めたり、楽器を撫でてみたり、収納の片づけをしてみたりしながら、この一本をじっくりと味わってみることとする。
by sora_sake
| 2006-11-11 20:20
| 酒
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