わかっていたつもりであっても、今日もまた、失ってしまってからその失われてしまったものの、存在の大きさに初めて気づく。 どんなに願っても、もはや到底我が手に届くものではないことにも、毎度気づく。 そして夕暮れ時、龍が如き雲に雲龍を重ね、週末吉事が有らん事を天任せに祈る。 そんなちっぽけな存在のわたしを笑いながら、白鳥の群れが沈み行く太陽の中心へと飛び込んでいった。
by sora_sake
| 2007-03-02 20:59
| 空
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