思い立って、海へ。 愛車で、秋の風を切りながら。 久々の、海。 抜けるような青空に、限りなく透明な海。 頭上に舞うは無邪気な海猫たち。 日差しは真夏のように突き刺すが、風は小波の如く穏やか。 海岸の石を眺める。 大小さまざまな、丸みを帯びた石たちを。 波で角という角を削り取られた滑らかな石たち。 どれひとつとして、同じ形のものがない石たち。 飽きずに、石を眺める。 時を忘れて、石を眺める。 しばらくしたら、平べったい石をひとつ拾い上げ、サイドスローで水色の海へと、水切り。 あまり上手にできなかったから、空飛ぶ海猫たちに、みゃあみゃあと笑われた。
by sora_sake
| 2007-09-29 20:10
| 空
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